【保育士が教える】子どもを感染症から守るには?便利グッズも紹介!

保育園

4月から保育園に子どもが通い始め、もうすでにお子さんが保育園から風邪をもらってきたというママパパも多いのではないでしょうか。

感染症の予防策と重症化しないための便利グッズを紹介するので、元気に楽しく保育園に通えるように準備しておきましょう。

「保育園の洗礼」と呼ばれる時期

保育園の洗礼とは、保育園に通い始めてから風邪などの感染症に頻繁にかかるようになり、数日の休養を繰り返すことです。通い始めのころに熱を出すのは保育園に通う以上仕方のないことですので、あえて「洗礼」という言葉が使われています。

いつごろまで続く?

通い始めた年齢や、保育園の人数などの環境的要因もそうですが、風邪を引きやすい子など個人差もあります。多くの子は入園して半年経ったころには落ち着き、登園できるようになることができるようになってきます。ただし免疫がつき感染症に強くなるまでの期間は一人一人違い、兄弟でも差があることも多いので比べることはせず、その子の体調の変化に早めに気づき対策していくことが大切です。

なぜかかりやすい?

保育園は集団行動をしており感染症になった子が1人でもいると蔓延しやすいです。年齢の低い子はおもちゃを口に入れることが多く、きちんと消毒していても感染を完全に防ぐことはとても難しいです。入園してすぐは免疫もついていないので、様々な感染症をもらいやすくなります。

感染症にかからないための対策5選!

帰宅したらすぐに手洗いとうがい

基本的な感染対策ですが、効果が一番あることも事実です。年齢の低い子は手を舐めたり、ご飯の際に手づかみ食べになることもあるので、指の先をしっかり洗ってあげましょう。その他にも保育園では裸足で生活しているので足の裏も洗ったり、帰ったらすぐにお風呂に入ることも有効的です。

栄養のある食事をとる

タンパク質とビタミンは風邪予防に効果的なので、積極的に摂るようにしましょう。子どもでも食べられる「ほうれん草とツナのおひたし」短時間で作れ、いろいろなメインにも合わせやすいのでおすすめです。

睡眠をしっかりとる

保育園に通っていると早い時間に寝るのは難しいですが、寝る前にテレビやタブレットを見ないように心掛け、寝付くまでの時間を短縮できるようにしていきましょう。睡眠時間をしっかり確保することで、体を十分に休ませることができ体力の回復も望めます。

日ごろから水分をしっかりとる

風邪を引き発熱した時にしっかり水分をとるイメージがあると思いますが、風邪対策にも水分をしっかりとることが有効です。水分をしっかりとってのどを潤しておくことで、ウイルスがのどに付着することをある程度防ぐことができるので、風邪予防になります。

予防接種を受ける

重症化しやすい病気は予防接種をして防ぎましょう。予防接種後に発熱することもあるので、金曜日や土曜日など休日の前日に受けるようにすると良いです。

保育園の洗礼を防ぐ便利グッズ!

電動鼻水吸引機

鼻水を自分でかめない赤ちゃんにはとても便利な「電動鼻水吸引機」。私も第一子が生後8か月ごろに購入し、5歳になった今でも使っています。鼻水づまりを放置していると、口呼吸になり咳が出始めたり、中耳炎になって発熱することもあります。

電動でないタイプや、電動で持ち運びができるタイプなどありますが、置き型の電動鼻水吸引機ほどの吸引力がないため、手前の鼻水は吸えても奥の方に溜まっている鼻水までは吸いきれません。置き型は

持ち運びができないので不便なのでは?と思われがちですが、鼻水がひどい時に外出することは少ないですし、頻繁に吸わないといけないわけではありません。使用するタイミングは、ご飯前・お風呂後・寝る前に吸ってあげるのがおすすめです。



吐き戻し防止にも使える傾斜枕

鼻水が出ていると寝ているときに鼻水がのどに伝いやすくなり、痰が絡んだ咳が出やすくなってしまいます。それを軽減するためには、頭の位置を少し高くすることが有効です。しかしタオルを何重にもして高さを出すと、うつぶせになったときに窒息してしまう恐れがあります。この傾斜付き枕は程よい硬さがあるので、深く沈むことはありません。

吐き戻し予防にも使え、カバーも洗濯できるので、もし汚れても安心です。



呼吸を楽にしてくれる塗り薬

ドラッグストアでも購入できるヴェポラップは使ったことがある方も多いと思います。ですがヴェポラップを使うことができのは生後6か月からです。6か月より小さい子には使えませんが、小さい赤ちゃんだからこそしんどそうにしているのを見ると、何かできることはないかと思いますよね。

こちらの商品は生後3か月から使え、100%ナチュラルで肌に優しいものを使っているので敏感肌や妊娠中の方にも使えます。


まとめ

保育園に通い始めると、慣れない環境に子どもも疲れてしまいます。生活のリズムができるまでは、体調を崩すこともあると思います。お家でしっかり休めるように環境を整えたり、風邪を引かないための対策や、便利グッズも使いながら「保育園の洗礼」を乗り切りましょう!

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